ウニに思う

2007年04月26日

この4月からはじまった情報WIDE「つぼチャンネル」。
その中で、僕は「天気のつぼ」というコーナーを担当しています。
県内の様々なところへ中継に赴き、 旬の話題を天気と共にお伝えして
います。

先日は阿久根のウニ丼がテーマでした。
とれたての鮮やかな黄金色に光るウニは、まさに絶品。
生放送だったので、その姿を写真に残せなかったのが残念です。
「激ウマ」です。

みなさん、このGW中、是非食べに行ってみてください。
阿久根市のウニ丼祭り(市内15店でそれぞれオリジナルウニ丼を
食べさせてくれます)は5月末まで開催しています。
詳しくは阿久根市観光協会(0996-72-1185)までお問い合わせ下さい。

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ここからは何となく独り言モード・・・
ウニと言えば、北海道に住んでいた大学生の頃、良く食べました。
利尻、礼文、天売、焼尻、乙部、松前などなど・・・
中でも奥尻のウニはとても美味でした。

奥尻島には毎年のように夏休みを利用して行っていました。
ですが大学卒業後、北海道南西沖地震が起こり、利用していた民宿の
あった青苗地区が津波によって壊滅的な被害を受けてしまいました。

地震発生当時、僕は仕事でアメリカ(ロサンゼルス)にいました。
フリーウェイを車で走っていたら、地元のラジオから日本の地震の
ニュースが流れてきて、とてもビックリしたのを覚えています。

約1年後、日本に戻ってきて、当時の被害状況をテレビで見た時、
最初に思ったのが「民宿は大丈夫だったのだろうか?」ということ
でした。 「あの優しかった宿のおばちゃんは?」と気がかりでした。

しかし、テレビで見た限り、残念ながら青苗地区はメチャメチャに
変わり果てていて、民宿の跡形すら分からない様子でした。
人生で初めて、身近に感じた自然災害の恐ろしさでした。

僕自身はこの地震による物理的な被害は受けませんでしたが、深い
喪失感があったのを記憶しています。
楽しく大切な思い出の一部が地震によって失われた、ということだった
のだと思います。

災害は建物や自然だけでなく、人の心にも大きな傷を付けるという
ことを知りました。

それから約4年後、気象予報士という資格を知り、仕事の関係もあって
勉強をはじめ、翌年に合格しました。

その頃、まさか自分がテレビに出演する仕事に就くことになろうとは
想像すら出来ませんでしたが、今、こうして気象に携わる仕事をしている
のは、ひょっとしたら、奥尻島の忘れられない思い出の影響が少しはある
のかもしれません。

糸で勝負だっ!!

2007年04月16日

買い物をする時、中身以外の要素で購入を決めることってありませんか?

例えば、CDのジャケ買いとかお菓子の期間限定モノ
などなど・・・
僕は結構あります。

先日、近くのスーパーで夕食用の買い物をしていると、
たまらなく購買意欲を刺激されるキャッチコピーに出会いました。

「糸で勝負だ!!」という力強いコピー。
スパイダーマンがカッコ良く飛び跳ねている絵。
話題のブラック・スパイダーマンも描かれています。

「なんだ?なんだ?」と思って良く見てみると・・・
その商品は納豆でした。

納豆の糸、そしてスパイダーマンの糸。
確かに両者いずれも「糸」が命。

う~む、やるな~

しばし、納豆コーナー前で企画担当の遊びゴコロに感心。
そして、1パックを買い物カゴに 入れました。

早速、家に帰ってパックを開けてみると・・・

タレとカラシの向こうに大粒の納豆の姿が。
「きっと、糸の引き方も大物に違いない」という予感。
購入した自分の目の確かさに自信が持てました。

中身を器に移してコネコネ。
いいカンジで糸を引いてきました。
そして・・・

納豆の粒をおよそ30センチ上げてみると、それでも
粘り強い糸は切れることなく頑張っているではありませんか。
自信が確信に変わった瞬間でした。

この納豆は本物だ!
スパイダーマンが描かれているだけのことはある!
キャッチコピーに偽り無し!

「我ながら、良い買い物をしたナー」と満足満足♪
でしたが、ふと気付くと、ご飯も炊かずにこんなことを
している自分の姿が夜の窓ガラスに映っていました。

フッ。

一瞬こぼれるニヒルな笑い。
ヒュルルル~とすきま風が音をたてて、胸の内をかけ
抜けていきましたface02

お花見

2007年04月09日

この週末は、県内各地でお花見のピークだったと思います。

僕も仲間に誘われて甲突川沿いに夜桜を楽しみに行きました。

薄暮の時間。

川面に街明かりが映り、夜の訪れを感じます。

夜景はほんのりとした切なさがありますよね。 

桜も次第に夜の表情に・・・

 

満開のソメイヨシノ。

この季節だけの大舞台。

「ホラ、見て見て!」と言わんばかりに思いきり咲いているカンジ。

ビューティフルというよりもファンタスティック。 

まぁ、でも、やっぱりやることはやるワケで・・・ icon28

食べて飲む楽しみがないとお花見も盛り上がらないですよね。

 

今回のテーマはトリ。

旨タレを しっかり染み込ませたトリ肉を炭火でジュージュー。

 

花を愛でるのも最初だけ。

後はもう「ウハハ~、いただきま~す!」の世界。

なんだか毎年、同じパターンでやってるような気がします。

ま、いっか(笑)

ソメイヨシノ満開

2007年04月05日

とうとう気象台の標本木が満開になりました。

なんだか、ホッと一息。

鹿児島地方気象台の標本木は、開花から満開まで

平均して8日くらいかかりますが、今年は5日で満開となりました。

ここ数日は肌寒い日が続いていたので「あれれ、なんでこんなに早いの?」と思いましたが、

開花したばかりの先週、結構あたたかだったのでその

影響だと思います。 

 

ピンクというよりも白い花をつけていますねー。

何かの吉兆でしょうか face01

「満開」は80%の花芽が開いた時に発表されます。

気象台の人が、見た目で咲き具合を判断します。

 桜の標本木の手前には藤棚があります。

きれいな花が咲いていたので、ついでにカメラでパチリ!

 

気象台の担当の人に「ここで花見とかできますね~」と

言ったら「そんなことしたら怒られちゃいますよ」とのこと。

 

ま、そりゃそうですよね~。

愚問でした face03

お別れの季節2

2007年04月01日

諸行無常、あるいは生々流転 ・・・

この3月、友人との別れに加え、仕事仲間でも局を

去って行く人達がいました。

  まずは、番組のアシスタントをやってくれていた、

シホちゃんとつっきーの2人。

2人とも番組作りの良心と表現したいくらいに、責任を

持って、しっかりと気持ちよく仕事をこなしてくれました。

いつも僕たちスタッフのかわいい妹分、弟分という

カンジで、現場の雰囲気を和らげてくれる魅力を持っていました。 


スタジオでの記念撮影。シホちゃんの目から涙が溢れ

出て止まらなくなると、周りも僕もついジーンときてしまい、もらい泣き。

やはり、別れは寂しく悲しいものです。


いつも笑顔のつっきー。僕の出演前、トラブルを軽減

させる為に、誰よりも早く走ってスタジオの状況を逐一

教えに来てくれました。細やかな気遣いがホントうれし

かった。

 

そして、とてもキュートなシホちゃん。いつもキチンと

目を合わせて笑顔で挨拶をしてくれました。仕事ぶりも

大変器用で、分からないコトは何でもパパパッと教えて

くれて大助かりでした。

 

2人ともこれから僕達と別の道を歩んでいくワケですが、

きっとどこに行っても、周りから愛されるキャラクター

であり続けることでしょう。2人とも今までホントにあ

りがとう! 

 

そして・・・

この3月はイマジンのメインキャスターである古木さん

とのお別れもありました。

 この1年間、僕の出演の大半はイマジンだったので、

古木さんとともに歩ませて頂いた1年でもありました。

 

僕がスタジオで気象解説をしているとき、古木さんは

毎回、必ず、モニター画面を見ながら大きくうなずい

て下さっていました。

 

一人で喋る(解説する)というのは不安があるものです。

僕の場合「はたして今の話が視聴者の皆さんにちゃん

と伝わっているのだろうか?」という自問が常に解説

中、頭の中をよぎっています。

 

そんな中、大きくうなずいて下さっている古木さんが

視界の端に見えると、「ああ、大丈夫なんだ」という

安心感が心に広がって、自信を持って次の展開に話を

進めることが出来ました。

 

こうした、直接画面には見えてこないバックアップを

ずっとこの1年間、古木さんにしていただきました。

ことある毎に、世界の旅の話などもとても面白く聞か

せていただきました。 

  番組終了後、花束を渡す坂口アナ。

彼女もたまらずこみ上げてくるものが・・・

 

古木さんとの仕事は残念ながら終わってしまうけれど、

これからもいろいろなことを教えていただく何らかの機会

 はきっとあるでしょうし、この1年間で僕たちが古木さん

に教わったことを番組に生かすチャンスも沢山あるはずです。

 

だから、今の僕らの気持ちを表現するとこんなカンジです。

 

「古木さん、ありがとうございました。 

  そして、これからもよろしくです!」

 

古木さん、1年間お疲れさまでした。